二人が出会った経緯は。
「赤い糸で結ばれていたんでしょうね」彰さんは多くを語りません。「友達に誘われて、行きたくもないのに出掛けた所で出会ったんです」と照れ笑い。
では、印象はどうでしたか。
「彼女は輝いてましたね」
「彼は、体格が良いから格闘技をしていると・・・」恵里さんは笑います。
結婚を意識したのはいつ頃なんでしょう。
「僕の方は半年位で決めてましたよ」
「なんとなく流れじゃないでしょうか」
何か決定的なことがあったのではないですか。
「実は、ドライブで白木峰に行ったんですが、彼女が弁当を作ってくれてましてね、それがまだ温かかったんです。エビフライもハンバーグも・・・」
「朝から作りましたからね」
「それで、家庭的な女性だと思ったんです」
「今は、しっかり手抜きをしてますけど」
ふたりは顔を見つめ合って笑います。
では、プロポーズの言葉は。
「特に・・・」
おや、肝心なことは秘密ですか。
ところで店は開店したばかりですね。
「もう、12年前から計画してたんですが」
「なかなか良い場所もなく、慌ただしかったから」
これまでは製造だけだったのに、販売を始めたのはどうしてなんですか。
「日本のコーヒーは長崎が発祥の地ですし、もっと広めて行きたいと思いましてね」彰さんは真顔。
これからの夢は何でしょうか。
「ゆっくりした時間が欲しいですね」
「彼は歴史が好きだから、史跡巡りの旅とか」